新・スペイン語技能検定1級・2級の出題傾向と対策を紹介!

2022年冬季開催スペイン語技能検定1級を受けてきました。試験の出題傾向や今後の1級・2級に向けての対策方法について紹介します。

新・スペイン語技能検定の出題傾向

2022年度から、スペイン語技能検定の筆記・リスニング問題の解答方法がマークシート形式に変更されました。すべての問題が選択式になったので、例年より解答しやすくなっています。2022年度冬季開催スペイン語技能検定1級の出題を振り返ります。

文章の読解①

社会・政治・経済・文化に関する公的機関の声明についての読解(移民問題)

  1. カッコにあてはまる適切な単語を4つの選択肢から選ぶ
  2. ある一文がテキスト内の4か所どの部分に入るか選ぶ
  3. 下線部を正しく日本語に翻訳しているのはどれか4つの選択肢から選ぶ
  4. テキストの内容を正しく説明しているものはどれかを4つの選択肢から選ぶ

文章の読解②

社会・政治・経済・文化に関する記事の読解(環境問題)

  1. 下線部の単語の類義語・反対語を4つの選択肢から選ぶ
  2. カッコに入る言葉であてはまらないものを4つの選択肢から選ぶ
  3. パラグラフの並び替え

文章の読解③

社会・暮らしに関する短いテキストの読解(生活の様々なシチュエーション)

  • 4つのテキストは何について書かれたものかを4つの選択肢にそれぞれあてはめる

翻訳問題

一般的な事柄について説明されたテキストの翻訳

  1. スペイン語のテキストを正しく日本語に翻訳しているものはどれか
  2. 日本語のテキストを正しくスペイン語に翻訳しているものはどれか

リスニング問題

社会問題に関する話題の聴解(現代の食習慣と病気)

  1. 本文の内容と一致しているものを〇、一致していないものをXとする
  2. 本文の内容について正しいものを4つの選択肢から選ぶ
  3. 本文はどんな内容について話されているかを4つの選択肢から選ぶ

新・スペイン語技能検定1級・2級の対策

スペイン語技能検定の筆記試験では、近年トレンドになっている社会問題がテーマになることが多いと思います。社会問題についての知識が直接点数に影響することはありませんが、テキストの読解において自分の知っている内容であればあるほど有利に働くことは間違いありません。

日ごろから時事ニュースを見る、聞く、読む習慣ができている人は試験で知っている内容のテーマが出題される可能性が高くなります。そうすれば、スペイン語のわからない単語があったとしても文の前後関係から意味を予想できるはずです。

日本語のオンライン新聞で時事ニュースを読む

日本語のオンライン新聞を読み、内容を理解するとともに「日本語からスペイン語」に、わからない単語を調べながら翻訳していきます。大切なことは、社会問題についてのボキャブラリー(語彙力)を向上させることです。

毎日新聞デジタルはカテゴリーが細かく分かれており、読みたい分野の記事をすぐに見つけることができます。有料記事がほとんどですが、無料記事でも興味深い記事がたくさんありますし、有料記事でも記事の途中までは読めるので、翻訳の練習をするために活用することができます。

スペイン語で時事ニュースを読む・聞く・見る

スペイン語の時事ニュースを読んだり、聴いたりしながらスペイン語テキストの読解力やスペイン語音声の聴解力を高めます。

NHK WORLD JAPANは、テレビ、ラジオ、インターネットを通じて、世界に向けて多言語で情報を発信しており、スペイン語版を選択すれば、スペイン語でニュースを読んだりラジオを聴くことができるほか、日本語や英語のニュースでもスペイン語字幕で見ることができるのでスペイン語学習や試験対策に活用できます。

スペイン語のオンライン新聞で時事ニュースを読む

スペイン語のオンライン新聞を読み、内容を理解するとともに「スペイン語から日本語」に、わからない単語を調べながら翻訳していきます。大切なことは、社会問題についてのボキャブラリー(語彙力)を向上させることです。

  • スペイン語のオンライン新聞のお勧めサイト:Notícias Nippon

日本の時事ニュースをスペイン語で読むことができます。記事が大まかにカテゴリー分類されており、記事の内容も比較的易しいスペイン語が使われて書かれているので読みやすいのが特徴です。毎日更新される分の記事だけを読むだけでもかなりのスペイン語力が身に付きます。

まとめ

スペイン語技能検定1級・2級の出題傾向と対策について紹介しました。試験の難易度は1級も2級も大きな差はありません。しかし、合格基準点が1級では80点以上、2級では70点以上となっているので、1級ではより高い正解率が求められます。

また、問題数は約30問なので1問3点と計算すれば、だいたい何問正解すれば合格できるかが見えてくるでしょう。もちろん満点を目指して試験に臨むことは大切ですが、見直しをする際、時間配分の側面で確実に点数をとるところと切り捨ててもいいところを戦略的に使い分けることができれば合格率が上がると思います。