2021年度春季スペイン語技能検定2級を受けてきました。
1次試験(リスニング問題)の出題傾向、勉強法、注意点を実体験をもとに紹介します。リスニング問題は筆記に比べてそんなに難しくないので、ここで確実に点数をとりたいところです。
≪合わせて読む↑≫
スペイン語検定2級「リスニング」の出題傾向
リスニングテストは、ひっかけ問題です。
一般的なリスニングテストのイメージは、難しい長文を聴いて、その中から重要なキーワードを拾って解答するというものだと思いますが、スペイン語検定のリスニング問題は異なります。
短い音声がゆっくり流れ、ほぼ全て聞き取れます。問題はマルバツ問題と話し手の意図を問う問題でした。1分ほどの音声が3回繰り返され、解答していくという形です。
マルバツ問題は、10問ほどで、単純に問題文と音声が合っていれば「〇」、異なっていれば「×」です。verdadero /o/ falsoでVかFで答える形でした。
話し手の意図を問う問題は、1問だけで選択形式でした。メインテーマは何なのか、1番伝えたいメッセージは何なのかを意識しながら聴けば答えられます。
スペイン語検定2級「リスニング」の勉強法
勉強法としては、難しい長文を80%聞き取れる練習をするよりは、単純な文を100%聞き取れる練習をするべきです。
数分のスピーチやニュースなどをたくさん聞いて、耳を慣らすこと、単語の細部までしっかりと聞き取る癖をつけることが大切です。
勉強におススメの動画1→
Tedx español:
プレゼンテーションイベント
https://www.youtube.com/results?search_query=tedx+espa%C3%B1ol
勉強におススメの動画2→
Kenji Yokoi:
日本とラテンアメリカを興味深い視点で比較する日系コロンビア人の講義
https://www.youtube.com/c/YokoiKenjiDiaz
スペイン語検定2級「リスニング」の注意点
リスニング問題はあっという間に終わってしまいます。
まずは、問題文をしっかり読むことです。ひっかけ問題が多いので適当に読むとひっかかってしまう可能性が高くなります。
マルバツ問題なので、最初はすごく簡単に思えます。答えは全てマル(?)と思わせる問題文ですが、きちんと聞いてみると微妙にニュアンスが違っていてバツだったりします。細かな表現や時系で解答が異なってくるので注意が必要です。
音声は3回も聞けるので、2回目までになんとか全問解答して、3回目の音声で最終確認をするという形がいいと思います。しかし、短い音声の割に問題数が多いので、油断できる部分がほぼないです。全ての言葉が問題につながっているので、集中してしっかり聞き取りましょう。
まとめ
スペイン語技能検定2級におけるリスニング問題は、問題数は多くないですが、絶対に落とせないパートでもあります。
しっかり問題文を読んで、集中して音声を聴ければ決して難しいものではなく、満点を狙えます。特別にリスニング対策をするというよりは、本番勝負となると思うのでリラックスして頭をフル回転させられるかがカギになります。