スペイン語の「数字」の数え方を丁寧に解説します!

スペイン語の数の数え方を丁寧に解説します。数字をアルファベット表記で書き記すことは滅多にありませんが、正しい数字の読み方を覚えることは必要です。正しい数字の規則や読み方を確認しておきましょう。

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スペイン語の数字「1~20」の数え方

スペイン語の数字には規則性があり、覚えることは難しくはありませんが、1から20までは不規則なので暗記で覚える必要があります。1~20までを覚えてしまえば、その先は規則に沿って数えるだけになります。

スペイン語の数字「1~10」

  • スペイン語の数字1~10は、規則性がないので覚えるしかありません。
  • スペイン語の数字(uno)は性の変化があり、女性名詞の前では「una」となります。また、「uno」も男性名詞の前では「un」となります。

スペイン語の数字「11~15」

  • スペイン語の数字11~15は、共通して語尾に「~ce」がつきます。

スペイン語の数字「16~20」

  • スペイン語の数字16~19は、「10と6、10と7、…」のように「diez y …」となるので、つなげて「dieci-seis, dieci-siete, …」と表します。
  • スペイン語の数字16(dieciséis)はアクセント符号がつきます。
  • スペイン語の数字20は「veinte」となります。

スペイン語の数字「21~100」の数え方

スペイン語の数字21~99には規則性があります。「20、30、40、…」と、十の位の言い方を覚えていれば、そこに「1~9」の数字を組み合わせていくだけです。

スペイン語の数字「21~30」

  • スペイン語の数字21~29は「20と1、20と2、…」のように、「veinte y …」となるので、つなげて「veinti-uno, veinti-dos, …」と表します。
  • スペイン語の数字22(veintidós)、23(veintitrés)、26(veintiséis)はアクセント符号がつきます。
  • スペイン語の数字30は「treinta」となります。

スペイン語の数字「31~100」

  • スペイン語の数字31~99は、21~29の規則と同じように「30と~」「40と~」「50と~」となるので、「treita y …」「cuarenta y …」「cincuenta y …」と表します。ただし、21~29の規則と異なるところは、表記がつながらずに「treinta y uno, treinta y dos」のように「y」が入るので「数字 y 数字」となります。
  • 例えば、46は「cuarenta y seis」、99は「noventa y nueve」となります。
  • スペイン語の数字31~100の数字にはアクセント符号はありません。
  • スペイン語の数字100は「cien」となります。

スペイン語の数字「101~200」の数え方

スペイン語の数字101~200にも規則性があります。「100」を表す「ciento」に「1~99」の数字を加えていくだけです。

スペイン語の数字「101~110」

  • スペイン語の数字100は「cien」ですが、端数がつくと「ciento」となります。
  • スペイン語の数字101から先は「ciento」の後に数字をそのまま続けます。

スペイン語の数字「111~200」

  • スペイン語の数字111~199も、101~110の規則と同じように「ciento」の後に2桁の数字をそのまま続けます。
  • 例えば、122は「ciento veintidós」、185は「ciento ochenta y cinco」となります。
  • スペイン語の数字200は「doscientos」となります。

スペイン語の数字「201~1000」の数え方

  • スペイン語の数字201~999は、200は「doscientos」、300は「trescientos」のように、基本的に2~9の数字の後に「cientos」をつけて百の位の数字を作ります。ただし、500(quinientos)、700(setecientos)、900(novecientos)のように例外もあるので注意が必要です。
  • 例えば、345は「trescientos cuarenta y cinco」、999は「novecientos noventa y nueve」となります。
  • スペイン語の数字200~900は性の変化があり、女性名詞の前では語尾の「tos」が「tas」となります。例えば、500単語は「quinientas palabras」、800時間は「ochocientas horas」です。
  • スペイン語の数字1,000は「mil」となります。

スペイン語の数字「1,001~10,000」の数え方

  • スペイン語の数字1,001~1,999は、千を表す「mil」に続けて3桁の数字をそのまま続けます。
  • スペイン語の数字2,000~9,999は、2~9の数字の後に「mil」をつけて千の位の数字を作ります。2,000は「dos mil」、3,000は「tres mil」となります。
  • 例えば、2,022は「dos mil veintidós」、8,396は「ocho mil trescientos noventa y seis」となります。
  • スペイン語の数字は、基本的に千桁でピリオド、コンマ、またはスペースを使って区切ります。
  • 「mil」には複数形がありません。
  • スペイン語の数字10,000は「diez mil」となります。

スペイン語の数字「10,000~」の数え方

スペイン語の数字10,000万以上は、千の位を区切りとして10,000は「10と千」、100,000は「100と千」のように可算していきます。

スペイン語の数字「10,000(一万)~100,000(十万)」

  • スペイン語の数字10,001~99,999は、「10と千(mil)」、「20と千(mil)」のように、千の位で区切って、その前に2桁の数字を置きます。
  • 例えば、29,800は「veintinueve mil ochocientos」、84,537は「ochenta y cuatro mil quinientos treinta y siete」となります。
  • 100,000は「cien mil」となります。

スペイン語の数字「100,000(十万)~」

  • スペイン語の数字100,000~(十万以上)は、「mil」が2つで「millón」、「mil」が4つで「billón」のように位の名称が変わっていきます。また、「mil」が6つでは「trillón」となります。
  • 例えば、日本の人口124,780,000(1億2478万)は、「ciento veinticuatro millones setecientos ochenta mil」となります。また、令和2年の日本の予算107,596,400,000,000(107兆5964億)は「ciento siete billones quinientos noventa y seis mil cuatrocientos millones 」となります。

まとめ

スペイン語の数字1から1京までの数え方を紹介しました。実際に数字をアルファベットで書き記すことはほとんどないので、読み方を覚えておくだけでも構いません。日常生活で使う数字は多くても「万の位」だと思うので、少なくともそこまでの数字は考えなくてもスラスラ言えるようにしましょう。また、「万の位」以上の数字は、めったに使わないので、いざというときに正しい読み方がわからなくなることがあります。正しい知識はしっかりと頭の中にいれておいてください。